ビジュアル・アーティスト
        
        岩手大学教授
        博士(芸術学)
        
        
        
        岩手県初のクラブVJ
        全国初のプラネタリウムVJ
      
映像インスタレーション
        
        
        
        次々に立ち現れる映像の断片。
        
        映像のフラッシュバック。
        
        これは作家自身の夢?
        
        幻想的な情景は沈黙して過ぎ去るのみ。
        
        音楽と映像の融合を常とするVJ(ヴィジュアル・ジョッキー)として活動していた作家が、あえて音楽を切り離して展示する実験的映像作品。
      
旧くて新しいミュージアム、開館。
        
        2010年2月、盛岡にある岩手県公会堂という歴史的建造物の一室で映像インスタレーション作品を展示しました。
        
        
        
        第3回岩手県公会堂アートショウ+(プラス)
        
        ■出品作家:
        
        ○岩手県公会堂会場
        青野文昭、石川美奈子、岡田卓也、さいとうよしとも、沢村澄子、トーマス・ホーケ(オーストリア)、本村健太、百瀬寿、森眞一
        
        ○旧石井県令私邸会場
        アニアス・ワイルダー(スコットランド)、片桐宏典、ケイト・トムソン(スコットランド)、佐藤才子、本田健、本田恵美、バーバラ・グラフ(スイス)、
        ハゼム・エルメスティカウィ(エジプト)
        
        ■会期:2010年2月11日(木・祝)−2月28日(日)
        ■開廊時間:11:00−18:00(最終日は15:00まで)
        ■入場料:無料  
        ■会場:岩手県公会堂、旧石井県令邸
        ■オープニング・レセプション:2月11日(木・祝)
        午後17:00〜オープニングセレモニー(岩手県公会堂26号室)
        午後17:30〜ギャラリー・ツアー
        午後18:00〜オープニング・パーティ(岩手県公会堂26号室)
        ※ギャラリー・ツアーは、岩手県立美術館学芸員・根本亮子さんの解説付き
        
        ■主催:文化庁、岩手県公会堂アートショウ実行委員会
        
        ■報道:
        公会堂アートショウ「初売り企画展」開催−国内外の現代アーティストが出品
        自在な美、空間彩る 盛岡でアートショウ開幕
        盛岡で現代アートの展覧会「アートショウ」−市内2会場で過去最大規模
        
        
        
        岩手県公会堂2階廊下には、沢村澄子さんの書がカーペットのように敷かれ、私の展示室である25号室へと誘ってくれています。 
大きなテーマは「建築とアート」
        
        岩手県公会堂25号室、この歴史的建造物の空間がアートの展示室となります。
        いや、正確にはその空間自体がアートになるのです!
        
        
        
        作家コメント:
        
        「この部屋をゆっくり見て欲しかった。
        ブラインドから差し込む陽のうつろい。それとともに様相を変える映像インスタレーションは、まさにこの歴史ある建築とのコラボレーションとなった。
        夢はまた一つ浮かび、また一つ消える。」
      
心の深層から立ち上がる夢の一つ一つ
        
        壁に投射される映像は、幻想的なシーンのフラッシュバックとなっています。
        床に置かれた七つの構造物は、映像の色味を反射して時々刻々と変化します。
        
        
        
        構造物(床置き)の素材:
        
        凹レンズシート+CD/DVD+透明PETコップ