盛岡市子ども科学館サイエンスドーム「宙」(そら)

Planetarium-VJ Performance @Science Dome "Sora"

世界初?プラネタリウムVJ、ついに始動!

↑プラネタリウムVJイベント記録より

★プラネタリウムVJイベント報告

ついに実現しました!関係者の方々、そしてご来場の皆様、ありがとうございました!

2回公演で、のべ103名のご来客でした。
ご来場いただいたtakaさんが、イベントをデジカメで撮影してくれました! takaさんの記録

VJというのは、即興的にライブで映像のミックス・スイッチングをして演出します。この作業は決して同じようにはできません。だから、第1回と第2回の公演は微妙に異なります。この差が分かるように、ミックス映像を並べて記録を作りました。

イベントの記録(VJingは「一回性」の表現)


Dr.KENTAミックス映像
(RealPlayer: 26分13秒)

実際のイベントでは、スーパーウラノスによるプラネタリウムで始まりました。それから記録映像の部分で、(生)春・夏・秋・冬(死)から祝祭・天国 へ、そして最後に、流れ星(夢や希望の願い事:再生へ)でイベント終了となりました。
シーンの展開部(最初とトンネル映像)あたりでは、音響効果で身近なサウンドスケープ(音風景)のようなものも入れてもらっています。

記録映像ではドーム全体の演出をお見せすることはできません。ここでの映像の世界観に入り込む感覚は、実際にその場で体験していただくしかないのです。

次なる展開は?

関係者のあいだでは、次の構想に向けたアイデアが飛び交っています!(笑)
今回のイベントは、Dr.KENTAによる「脱クラブVJ宣言」後のメディア・アートに向けたシナリオがありましたので、クラブの流れでテンポのいいものとか、ダンス系の感じが中心になりましたが、次回はもっと「癒し」を意識したものにできたらとも思っています。まだ未定ですが・・・。
レーザーや自然のシミュレーションなど、様々な可能性にチャレンジします!

★プラネタリウムVJイベントを開催!!!終了しました!

こんなイベント聞いたことない。世界初じゃないの!?

プラネタリウムとVJのコラボレーションです!盛岡市子ども科学館のサイエンスドーム「宙」において、通常のプラネタリウムとは違ったアートの世界へと皆様を誘います。

「再生」〜春夏秋冬あるいは輪廻〜

場所: 盛岡市子ども科学館

開催日: 2006年12月9日(土)

18:00 開場
18:15 第1回開演〜 18:45 終演
19:00 第2回開演〜 19:30 終演

入場無料!

VJ・BGM: Dr.KENTA (岩手大学)
スーパーウラノス・バーチャリウム: 吉田栄 (盛岡市子ども科学館)
イベント進行・音響: 山口晋 (盛岡市子ども科学館)

プレスリリース

イベントポスター

※現在は実験段階ですので、完成度はまだまだかもしれませんが、スタッフのほうも自分が率先して楽しみたいという気持ちでいますので、この楽しさを共有できれば幸いです。

★プラネタリウムVJへの道

「VJ」とは、クラブで映像演出している「ヴィジュアル・ジョッキー」のことです。

「アート&テクノロジー東北2005審査発表会&交流会」(2005年11月26日)でのVJイベント「V-Jam Ihatov」を契機に、事実上の「脱クラブVJ宣言」をしてしまった岩手県内初のクラブVJ、Dr.KENTAは、アートの領域での新たな模索を開始していたのでした。

タイミングよく盛岡市子ども科学館の山口さんより打診(これは運命?)があり、平成18年度より具体的に「プラネタリウムVJ」を目指した活動を始めることになったのです!


VJは、映像のパフォーマーであり、その場でライブの映像演出をします。

★天空神ウラノスに誘われる天象儀空間の夢!?

盛岡市子ども科学館サイエンスドーム「宙」には、五藤光学研究所が開発した最新式の光学式投映機「SUPER URANUS」(スーパーウラノス)とリアルタイムの3次元CGドーム投影システム「VIRTUARIUM」(バーチャリウム)が設置されています。

Dr.KENTAはこの技術力に敬意を表し、プラネタリウム(天象儀)の「神」としてスーパーウラノスを祀り、そこから映像演出の世界観を引き出すことにしました!

★プラネタリウムVJイベント内容紹介

映像を外から見るのではなく、その世界に入って体験する新感覚!

プラネタリウムとVJのコラボレーションは、皆様に新感覚体験を提案します。ドーム内に流れる聴き慣れない音楽に合わせて映像がライブでミックスされ、世界観をつむぎ出していきます!

テーマは旅?: 春夏秋冬、生死再生、大宇宙-小宇宙・・・

シーンの展開としては、プラネタリウムの神スーパーウラノスに誘われ、精神的な旅が始まります。それは春夏秋冬、生死再生のような円環運動のようでもあり、また、大宇宙(マクロコスモス)と小宇宙(ミクロコスモス)との連結のようでもあります。

「再生」〜春夏秋冬あるいは輪廻〜

実際に使う予定の自作曲(by Dr.KENTA)との関連:
DOME01
DOME02
DOME03
DOME04
祝祭・天国 VJ-Culture

お楽しみいただければ幸いです。

★BGMに込められたメッセージ

夏のシーンで使われる曲「DOME02」には、制作の過程で歌詞もヴォーカルもついていた幻のヴァージョン(笑)がありました。下記に歌詞をご紹介します!

宇宙船(フネ)
by Dr.KENTA

あの日 君が捨てた夢は
地平線に しずんでゆくよ
いつの間にか 忘れているのさ
いちかばちか 試さないまま
閉じた扉 たたく音は
冷めた心に響くだろう

あの日 君が拾った希望
胸の奥で 燃え始めてる
いつの間にか 押さえられない
ホントかウソか 判らないまま
見知らぬ世界に 向かう勇気
広げた翼は閉じぬだろう

あした 君が踏み出す旅は
自分と世界を つないでゆくよ
いつのことか たどり着くのは
できるかどうかは 判らないけど
夢や希望 かなえる道は
自分でゆくしかないだろう

いつか始まる
アツい思いを
宇宙船(フネ)に託して
永久(トワ)に忘れないで

いつかどこかで
出会った思いは
地球(ホシ)に根づいて
天(ソラ)に光輝く

忘れないで
あの日の夢を

★盛岡市子ども科学館へのアクセス(盛岡駅より)

○徒歩:盛岡駅より2006年11月17日に開通した「杜の大橋」を渡ります。(約15分)
○交通機関(バス=岩手県交通)盛岡駅10番乗り場
・先人記念館行、「子ども科学館前」下車
・盛南ループ『200』、「盛岡総合プール前」下車(徒歩7分)


★地域連携の研究活動として展開

盛岡市子ども科学館のサイエンスドーム「宙」(そら)は、市民が科学を楽しむことのできる空間になるようにという願いを込めて名づけられています。 また、それはプラネタリウムだけではない多目的ドームとして活用することも予定されていました。

岩手大学では地域連携推進センターを始めとして、各部局が地域連携による研究活動を推進しており、今回は、盛岡市子ども科学館と連携するために地域連携推進センター、情報メディアセンター情報処理部門、工学部、教育学部のスタッフが集まり、※「サイエンスドーム研究会」を立ち上げました。
この研究会によって、今回のプラネタリウムVJイベントのような「サイエンスドーム・プロジェクト」が企画・実施されるのです。

※盛岡市子ども科学館と岩手大学の共同研究として正式に契約締結(2006年11月27日)しました!サイエンスドーム研究会は、「アート&テクノロジー研究会」(A&T研究会)とも密接に関連しています。

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