盛岡市子ども科学館サイエンスドーム「宙」(そら)

Planetarium-VJ Performance @Science Dome "Sora"


夢の彼方に



★プラネタリウムVJイベント開催!ご来場ありがとうございました!

ギャラクシー・エクスプレス 〜夢の彼方に〜

イベントの記録(ダイジェスト版)


日本初のプラネタリウムとVJのコラボレーション「再生」〜春夏秋冬あるいは輪廻〜(2006年12月)、レーザを取り入れた夢機械(ドリームマシン)の実験場(2008年1月)、第3回の大航海(2008年11月))に続き、第4回プラネタリウムVJイベントを開催します!盛岡市子ども科学館のサイエンスドーム「宙」において、皆様をアート&テクノロジーの融合による夢の世界へと誘います。

場所: 盛岡市子ども科学館 サイエンスドーム「宙」

開催日: 2009年11月14日(土)

16:20 開場
16:30 イベント説明・VJ体験(サイエンスドーム付近)
17:00 プラネタリウムVJ開演 17:40頃終演

入場無料!

VJ・BGM: Dr.KENTA (岩手大学)
スーパーウラノス・バーチャリウム: 吉田栄 (盛岡市子ども科学館)
イベント進行・サウンドスケープ: 山口晋 (盛岡市子ども科学館)

プレスリリース(PDF)

※今回も実験段階ですので、完成度はまだまだかもしれません・・・。しかし、スタッフも自分が率先して楽しみたいという気持ちでいますので、この楽しさを皆様と共有できれば幸いです。

メディアアートとしての VJ 表現に関する事例研究(PDF)

★第4回プラネタリウムVJイベント内容紹介

ライブの映像演出を担当するVJ(ヴィジュアル・ジョッキー):

一般的な映画やドラマの映像とは異なり、VJはその場でミックス、スイッチング、エフェクトなどの処理をして映像を紡ぎだしていきます。楽器演奏を聴くようなライブ感覚で映像をお楽しみください。

ドームという非日常的な場、それはフィクション:

テレビ画面やスクリーン上の映像とは異なり、自分の外に対面しているものを鑑賞するのではなく、サイエンスドームでは、その世界に入って体験する新感覚を皆様に提案します。さらに、ドーム内に流れる音楽やサウンドスケープも、その世界観を増幅していきます!

テーマは「夢の彼方に」:

第1回プラネタリウムVJイベントにおいて、私たちはプラネタリウムの神スーパーウラノス(五藤光学研究所)に誘われ、精神的な旅(春夏秋冬、生死再生のような円環運動)をしました。第二回の「夢をかたちに」というテーマは、自らの夢を自らの手で実現するために試行錯誤することの大切さを訴えるものでした。前回は「大航海」をテーマに、険しい道でも明日に向かって一歩一歩前進していこうという前向きな気持ちが大事ということを表現しました。

可能性の探求へ:

このイベントに関わるスタッフの様々な「夢」を実現するために使用される設備、装置、機材などのツール(道具)をここでは「ドリームマシン」と呼びますが、今回のテーマ「ギャラクシー・エクスプレス 〜夢の彼方に〜」では、そこから何が始まり、その夢はどこまで広がっていくのか?という探求です。

光学式投映機「SUPER URANUS」(スーパーウラノス)、3次元CGドーム投映システム「VIRTUARIUM」(バーチャリウム)、レーザ、VJ用機材・・・

お楽しみいただければ幸いです。

★BGMはDr.KENTAが制作!さらにスタッフのユニットFlowersも参加!

ヴォーカルに初音ミク:

今回もDr.KENTAがボーカル・アンドロイド=VOCALOID(ボーカロイド)としてのバーチャル・シンガー『初音ミク』を使い、作詞作曲を試みました。ここでは、これもドリームマシンとして捉えていますが、彼女のかわいらしいキャラクターを意識して曲作りしています。

イベントで使用するBGMは、Dr.KENTA's MySpaceで試聴することができます。ぜひ!

思い出のプリン (memorable creme caramel)

作詞・作曲:Dr.KENTA
フィーチャリング:初音ミク


君はきっと思い出す

震える手を重ねた日

見つめ合ったり

うつむいたり

ふたりだけの秘密の世界


ふたりはただ魅かれ合い

お互いの時間重ねたね

ふざけ合ったり

けんかしたり

ふたりだけの生きてる世界


ああ ほら

夢を描いて

ああ Dream

思い出のプリン


なぜか季節はすれ違い

最後の言葉交わしたね

お願いしたり

言い訳したり

ふたりはもう新たな世界


ああ でも

夢を描いて

ああ Dream

思い出のプリン


その他、「天の川の向こうに (over the milky way)」、「レーザの絆(きすな)」(双方ともインストゥルメンタル)も使用します。これらの曲も上記のMySpaceで試聴できます。

ユニットFlowersの参加!

イベントスタッフ山口晋(盛岡市子ども科学館)の音楽ユニットFlowersもこのイベントのために力作を提供しています!

★地域連携の研究活動(成果発表)として展開

盛岡市子ども科学館のサイエンスドーム「宙」(そら)は、市民が科学を楽しむことのできる空間になるようにという願いを込めて名づけられています。 また、それはプラネタリウムだけではない多目的ドームとして活用することも予定されていました。

岩手大学では地域連携推進センターを始めとして、各部局が地域連携による研究活動を推進しており、今回は、盛岡市子ども科学館と連携するために地域連携推進センター、情報メディアセンター情報処理部門、工学部、教育学部のスタッフが集まり、※サイエンスドーム研究会を立ち上げました。
この研究会によって、今回のプラネタリウムVJイベントのようなサイエンスドーム・プロジェクトが企画・実施されています。

※盛岡市子ども科学館と岩手大学の共同研究として正式に契約締結(2006年11月27日)しました。サイエンスドーム研究会は、「アート&テクノロジー研究会」(A&T研究会)とも密接に関連しています。

★盛岡市子ども科学館へのアクセス(盛岡駅より)

○徒歩:盛岡駅より2006年11月17日に開通した「杜の大橋」を渡ります。(約20分)
○交通機関(バス=岩手県交通)盛岡駅10番乗り場
・先人記念館行、「子ども科学館前」下車
・盛南ループ『200』、「盛岡総合プール前」下車(徒歩7分)