
ご来場ありがとうございました!
      
      イベントの記録(ダイジェスト版)
      
      
      
      日本初(世界初?)となったプラネタリウムとVJのコラボレーション「再生」〜春夏秋冬あるいは輪廻〜(2006年12月)、レーザを取り入れた夢機械(ドリームマシン)の実験場(2008年1月)に続き、第3回プラネタリウムVJイベントを開催します!盛岡市子ども科学館のサイエンスドーム「宙」において、皆様をアート&テクノロジーの融合による夢の世界へと誘います。
      
      場所: 盛岡市子ども科学館 サイエンスドーム「宙」
      
      開催日: 2008年11月15日(土)
      
      16:20 開場
      16:30 イベント説明・VJ体験(実験室)
      17:00 プラネタリウムVJ開演 17:40頃終演
      
      入場無料!
      
      VJ・BGM: Dr.KENTA (岩手大学)
      スーパーウラノス・バーチャリウム: 吉田栄 (盛岡市子ども科学館)
      イベント進行・サウンドスケープ: 山口晋 (盛岡市子ども科学館)
      
      プレスリリース(PDF)
      
      ※今回も実験段階ですので、完成度はまだまだかもしれません・・・。しかし、スタッフも自分が率先して楽しみたいという気持ちでいますので、この楽しさを皆様と共有できれば幸いです。
      
      メディアアートとしての VJ 表現に関する事例研究(PDF)
    
ライブの映像演出を担当するVJ(ヴィジュアル・ジョッキー):
      
      一般的な映画やドラマの映像とは異なり、VJはその場でミックス、スイッチング、エフェクトなどの処理をして映像を紡ぎだしていきます。楽器演奏を聴くようなライブ感覚で映像をお楽しみください。
      
      ドームという非日常的な場、それはフィクション:
      
      テレビ画面やスクリーン上の映像とは異なり、自分の外に対面しているものを鑑賞するのではなく、サイエンスドームでは、その世界に入って体験する新感覚を皆様に提案します。さらに、ドーム内に流れる音楽やサウンドスケープも、その世界観を増幅していきます!
      
      テーマは「大航海」:
      
      第1回プラネタリウムVJイベントにおいて、私たちはプラネタリウムの神スーパーウラノス(五藤光学研究所)に誘われ、精神的な旅(春夏秋冬、生死再生のような円環運動)をしました。また、前回の「夢をかたちに」というテーマは、自らの夢を自らの手で実現するために試行錯誤することの大切さを訴えるものでした。そして、今回は「大航海」をテーマに、険しい道でも明日に向かって一歩一歩前進していこうという前向きな気持ちが大事ということを表現します。
      
      新たなる旅立ち:
      
      前回のテーマ「夢をかたちに」では、このイベントに関わるスタッフの様々な「夢」を実現するために使用される設備、装置、機材などのツール(道具)をここでは「ドリームマシン」と呼びました。今回はそこから何が始まるのか?という希望です。
      
      光学式投映機「SUPER URANUS」(スーパーウラノス)、3次元CGドーム投映システム「VIRTUARIUM」(バーチャリウム)、ビジュアル・シンセサイザーCG-8、ダイナミック・ビデオ・ステーションkaptivator、映像エフェクターKAOSS PAD entrancer、ビデオ・ミキサー/スイッチャーkrossfour・・・
    
お楽しみいただければ幸いです。
    
ヴォーカルに初音ミク:
      
      今回は「大航海」というテーマを出発点にして、サウンド・デザインを行いました。作詞作曲も試みましたが、歌を歌ってくれたのは、ボーカル・アンドロイド=VOCALOID(ボーカロイド)としてのバーチャル・シンガー『初音ミク』です。ここでは、これもドリームマシンとして捉えていますが、彼女のかわいらしいキャラクターを意識して曲作りしました。
      
      イベントで使用するBGMは、Dr.KENTA's MySpaceで試聴することができます。ぜひ!
      
      大航海〜great voyage〜
      
      作詞・作曲:Dr.KENTA
      フィーチャリング:初音ミク
      
      
      いく千年の旅を終えて
      
      船はそこに漂うだけか
      
      遠い日々の思い出ならば
      
      深い海に沈めよう
      
      
      取り残された夢の積み荷は
      
      誰がどこに届けるのだろう
      
      いつかきっと芽生えるのなら
      
      広い大地に種蒔こう
      
      
      もしも再び旅が始まり
      
      夢はそこに花開くなら
      
      遠い未来を目指して行こう
      
      広い希望の帆を広げ
      
      
      嵐荒波潜む魔物
      
      旅はいつも険しいけれど
      
      いつかきっとたどりつくなら
      
      守る人がいるのなら
      
      
      輝く朝日香る潮風おだやかな波
      
      過ぎ去った昨夜の嵐
      
      今日は少し傷を癒し
      
      明日に向かってまた行こう
      
      君と 
      
      
      クレセント・ラブ 〜恋は三日月〜
      
      作詞・作曲:Dr.KENTA
      フィーチャリング:初音ミク
      
      
      クレセント、クレセント・・・
      
      どうか今夜は微笑んでいて
      
      そして私をつつんでいて
      
      あなたは私の心のなか
      
      だから今でも
      
      恋は三日月
      
      
      手をつなぎ月をみて
      
      あなたは微笑んでた
      
      星空にささやいて
      
      二人は寄り添った
      
      
      今はもう一人でも
      
      あなたがいなくても
      
      星空はやさしくて
      
      私を見守ってあたたかく
      
      
      どうか今夜は微笑んでいて
      
      そして私をつつんでいて
      
      あなたは私の心のなか
      
      だから今でも
      
      恋は三日月
      
      
      その他、「大航海」(インストゥルメンタル)も使用します。この曲も上記のMySpaceで試聴できます。
    
 盛岡市子ども科学館のサイエンスドーム「宙」(そら)は、市民が科学を楽しむことのできる空間になるようにという願いを込めて名づけられています。
      また、それはプラネタリウムだけではない多目的ドームとして活用することも予定されていました。
      
      岩手大学では地域連携推進センターを始めとして、各部局が地域連携による研究活動を推進しており、今回は、盛岡市子ども科学館と連携するために地域連携推進センター、情報メディアセンター情報処理部門、工学部、教育学部のスタッフが集まり、※サイエンスドーム研究会を立ち上げました。
      この研究会によって、今回のプラネタリウムVJイベントのようなサイエンスドーム・プロジェクトが企画・実施されています。
      
      ※盛岡市子ども科学館と岩手大学の共同研究として正式に契約締結(2006年11月27日)しました。サイエンスドーム研究会は、「アート&テクノロジー研究会」(A&T研究会)とも密接に関連しています。
    
 ○徒歩:盛岡駅より2006年11月17日に開通した「杜の大橋」を渡ります。(約20分)
      ○交通機関(バス=岩手県交通)盛岡駅10番乗り場
      ・先人記念館行、「子ども科学館前」下車
      ・盛南ループ『200』、「盛岡総合プール前」下車(徒歩7分)
      
       
 
    
